骨盤矯正を促すクッションというのが最近はお目見えしているようです。
座ったまま骨盤矯正が出来るのでしたら、それはもうバンザイです。何故なら、骨盤を歪める、もしくは、骨盤周辺の筋肉を硬化してしまう大きな要因の一つが、一定姿勢であるからです。
更に、座った状態での一定姿勢は、骨盤に悪い影響を与える以外の何物でもありません。椅子に座っているならまだしも、床に座った状態での一定姿勢はもう最悪なのです。
胡坐がいいとか、正座がいいとか、いろいろ言われますが、どの姿勢も一定の姿勢でいることの弊害がとてもおおきい訳です。にも拘らず、私たち日本人は、平気で床に一定姿勢のまま生活しています。その反面、『運動は大切だから、健康のために運動をしましょう』といった事を平気で言っているのです。
まずは、何が身体に良くなくて、どうしたら改善できるのかを把握することが、健康を維持していく上での大切な要素であると思いますが、世の中の氾濫した情報を整理して、しっかりとした知識の基で、生活していくことが大切なのです。
骨盤矯正をする上で、骨盤の靭帯が緩くなっている状態は最悪です。正常な筋肉活動まで出来なくなります。つまり、骨盤が開いた状態で、筋肉が硬化してしまうのです。これが、長時間座った状態で起きてくるのです。
筋肉は硬化していますので、立った状態でも、仙骨はうなずき運動を継続したままです。つまり、常時、骨盤が開いた状態であるということなのです。上半身の重みが加わりますので、一度靭帯が緩くなって開いた骨盤を元に引き締めるには、とても時間が掛かります。下図の姿勢分析は、左が正常なバランス、中央の図は、どちらかというと骨盤が開いている人の姿勢、右の図は、骨盤が閉じている人の姿勢です。
私たち日本人は、座った姿勢でいることが多いです。うなずき運動をした状態で、即ち骨盤を開いた状態で、生活していることが多いのです。このままでは、お尻は垂れ、お腹は出っ張ってしまいます。そしてそれに慣れてしまうのです。
気をつけられればいいのですが、なかなか難しいものです。そこで、座った状態でも、過度に骨盤が開かないような姿勢を保てれば、仙腸関節を緩めることなく、生活することが出来るかもしれません。そういった意味では、クッションの形状はとても大切な要素かもしれないです。
その上で大切なことは、専門家の意見をしっかりと聞こうということです。自己診断も大切ですが、専門家の意見は必ず取り入れて、自分に合わないものは排除するべきです。
骨盤矯正も同じです。一定姿勢でいることは、何より骨盤に良くないのです。30分に1回の割合で姿勢を変えるべきだといわれています。
私たち日本人は、床に座って生活することがとても多い国民です。そんな時に、ご自分の体にあったクッションを使って、人体の土台である骨盤を守ることが出来るのであれば、それは実行する他ありませんよね。